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オプションで選ぶ格安SIM「かけ放題」

かけ放題の選び方 格安SIM 格安スマホ これできまり。注意点も解説 Simレビ  スマホ全般

格安SIMは初期こそ電話を重視していないサービス展開でしたが、最近ではライトユーザーやシニア層の取り込みのため、ほとんどの格安SIMが何らかのかけ放題サービスを提供しています。
なので、どの格安SIMを選んでも安心……というわけでもなく、完全かけ放題の有無や専用通話アプリ指定の有無など、注意が必要な点があります。

そこで、今回は「かけ放題」に着目して格安SIMを見てみましょう。

かけ放題とは

かけ放題とは、電話をかけて発生する通話料を一定時間無料にしたり完全に無料とするオプションサービスです。
コミュニケーションの主流はLINEなどのSNSに移りましたが、まだまだ電話中心の方も多いですし、病院やお店の予約などで使う必要性もあります。
ご存じの通り、基本的に音声通話は従量制の課金形態となっているため、電話をたくさん使えば高額の通話料が発生してしまいます。
そのために、必要に応じて一定時間かけ放題や完全かけ放題などのオプションが提供されています。

かけ放題の種類

一定時間定額

後述の5分かけ放題などと紛らわしいですが、1ヶ月の累計通話時間が一定時間まで通話料無料になるという機能です。
例えば60分/月の定額オプションならば、1ヶ月あたりの通話時間が60分以内であれば通話料無料になり、60分を超えれば超えた分にのみ通話料が発生するという具合です。
一定時間の通話料を前払いにする代わりに、通話料を割安にするというイメージです。

5分かけ放題・10分かけ放題

1回の通話ごとに規定の時間分の通話料が無料になるという機能です。
例えば5分かけ放題を契約していて、4分通話して電話を切れば通話料無料、6分通話して電話を切れば1分だけ通話料がかかるという具合です。
電話を病院の予約など事務的な用途にしか使わないという方には相性がいいでしょう。

完全かけ放題

文字通り、何回かけても何時間かけても通話料が完全無料になります。
電話が主なコミュニケーション手段で、頻繁に長電話するという方はこのオプションが必須でしょう。
シニア世代に格安SIMを持たせる場合は、このオプションを付けると安心です。

かけ放題の選び方・注意点

長電話には完全かけ放題を

メインのコミュニケーション手段が電話という方は、ついつい時間を忘れて長電話をしがちだと思います。
特に作業をしながらの電話などは、気がついたら数時間が経っていたなんてこともあり得るでしょう。
その場合、5分や10分のかけ放題を付けていても安くなる分はわずかで、高額の通話料を請求されてしまいます。

基本的に、コミュニケーション手段に電話を使う方は完全かけ放題を付けるのが無難です。
完全かけ放題は全ての格安SIMが提供しているわけではありませんので、完全かけ放題のある格安SIMを選びましょう。

専用通話アプリ指定の有無に注意!

格安SIMによっては、特定の通話アプリから電話を発信したときのみかけ放題オプションを適用する、と条件を付けていることがあります。

専用通話アプリの指定がある場合、スマホ標準の通話アプリから電話してしまうと、例えかけ放題オプションを契約していたとしても従量制で通話料がかかってしまいます。
どうしてこのような条件を付けるのかというと、格安の通話料やかけ放題を実現するために、安価な通話網を経由するように設定されているアプリからかけて欲しいというわけです。

使用するアプリは公式から提供されていますし、使い方も難しいことは特になく、アプリの概念がわかっていれば何の問題もありません。
しかし逆に、アプリの概念がわからないシニア層などには問題です。

経験がある方もいるかもしれませんが、スマホになれていない方に「このアプリから通話してね」といくら伝えても、ホーム画面にアイコンを追加してあげても、どうしても標準の通話アプリから発信してしまうというケースが少なくありません。
アプリの概念が理解できない場合、いくらお願いしてもうまくいかないことが考えられるため、アプリ指定のないかけ放題を提供する格安SIMを選ぶ必要があります。

幸運にも、最近では「アプリの指定がなくてもかけ放題OK」を売りにする格安SIMが出てきたことでそれに追従する流れがあり、アプリ指定無しの格安SIMのほうが多数派になっています。
ですので、事前に知っていれば選ぶことは難しくありません。

かけ放題一覧表

格安SIM名 専用通話アプリ 一定時間定額 5分かけ放題 10分かけ放題 完全かけ放題 その他・備考
ahamo 不要 ☆(5分/月が標準付帯) × ○(1,100円) ×
UQ mobile ○(60分/月 550円) × ○(770円) ○(1,870円)
povo × ○(550円) × ○(1,650円)
ワイモバイル × ○(770円) × ○(1,870円)
linemo × ○(550円) × ○(1,650円)
OCN モバイル one ☆(500MBコースのみ10分/月が標準付帯) × ○(935円) ○(1,430円) トップ3かけ放題(935円)
JCOMモバイル × ○(550円) × × 60分かけ放題(1,650円)
マイネオ × × ○(550円) ○(1,210円)
NUROモバイル × ○(490円) ○(880円) ×
HISモバイル × ○(550円) × ○(1,480円) オプション対応は自由自在290プランのみ
BIGLOBEモバイル 必要(BIGLOBEでんわ) ○(60分/月 660円・90分/月 913円) × ○(913円) × 3分かけ放題(660円)
IIJmio 必要(みおふぉんダイアル) × ○(500円) ○(700円) ○(1,400円)
イオンモバイル 必要(イオンでんわ) × ○(550円) ○(935円) ○(1,650円)

かけ放題の注目格安SIM

ahamo

20GBで2,970円と中価格帯の格安SIMですが、5分/月の無料通話分が標準付帯しています。
月に1・2回だけ事務的な用途で電話を行う程度なら5分でも十分で、かゆいところに手が届くサービスです。
その上で有料オプションとして完全かけ放題を提供しており、シンプルですがツボを押さえたチョイスと言えます。

OCN モバイル one

同じく、500MBコースに限りますが10分/月の無料通話分が標準付帯します。
500MBコースは550円/月の格安プランで、そこにさらに10分の無料通話まで付くとなればコスパ抜群と言うほかありません。
ネットをあまり使わないライトユーザーやネットはWi-Fiメインで通信しているという方におススメです。
また、デュアルSIMでデータSIMを別途契約する時のメインSIMとしても相性は抜群です。

マイネオ(mineo)

完全かけ放題が最安の1,210円で専用通話アプリ指定無しと、かけ放題の比較では文句なしに最強なのがこのマイネオです。
10分かけ放題も550円と他社の5分かけ放題並の料金です。
マイネオの基本プランも格安プランが充実していますので、ネットをほとんど使わないシニア世代には最もおススメできる格安SIMと言えるでしょう。

電話をよく使うならかけ放題を付けよう!

最近ではあまり聞かなくなりましたが、昔は長電話してしまい多額の通話料を請求されたというトラブルはよくあるものでした。
電話を使う限りは今の時代でもそのようなトラブルは起こりえます。
つい長電話をしてしまう、安否確認などで頻繁に電話をするという方は、かけ放題オプションを付けて通話料を抑えましょう。

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