3大キャリアから始まった+メッセージがLINEMOやワイモバイル、ソフトバンク系MVNOでも使えるようになりました。
+メッセージとはSMSと同じように電話番号だけでメッセージのやり取りができるサービスで、最短70文字のテキストのみのSMSと違い、長文のメッセージも送れて写真や動画なども添付できるSMSの機能拡充版のサービスが+メッセージです。
電話番号で送れる+メッセージ
まずは電話番号で送れるSMSと+メッセージとの機能差を見ていきたいと思います。
項目 | SMS | +メッセージ |
---|---|---|
宛先 | 電話番号 | 電話番号 |
アカウント・パスワード | 不要 | 不要 |
最大文字数 | 全角670文字/1通 | 全角2,730文字/1通 |
写真・動画 | × | 〇 |
ファイル添付 | × | 〇 |
グループメッセージ | × | 〇 |
既読・未読確認 | × | 〇 |
料金 | 3~33円(税込)/1通 ※文字数によって異なります | パケット通信料 ※初回認証後はWi-Fi利用可 |
一見すると目新しさは無いかもしれませんが、iPhoneユーザーお馴染みのiMessageに似ているからかもしれません。
iMessageはiPhoneユーザー同士ならキャリア関係なくメッセージのやり取りができ、SMSのような個別の利用料は掛からずデータ通信で送れるのが特徴です。
+メッセージは対応キャリアなら機種関係なく電話番号だけで送れるのが特徴で、従来のSMSの拡張版ながら1通ごとの課金ではなくデータ通信で送れるように変わりました。
+メッセージ対応キャリア同士の多くのユーザーはSMS課金から解放されるので非常に喜ばしいサービスと言えます。
+メッセージってもっと早くから格安SIMでも使えたでしょ?
こんな声が聞こえてきそうですね。大手3キャリアの中でauが一番早く+メッセージに対応し、docomoも対応しました。
本家ソフトバンクも昨秋対応していたものの、ソフトバンク回線を使うワイモバイルやLINEMO、ソフトバンクのMVNOの対応が遅れていたのです。
LINEMOやワイモバイル、ソフトバンク系MVNOでも+メッセージの利用ができるようになったのでそのお知らせでもあります。
6/28のソフトバンク発表でこれらで使えるようになりましたとの事でした。
楽天モバイルは+メッセージ非対応
何かと物議を醸してきた楽天モバイルでは現在+メッセージに対応していません。
楽天ユーザー以外であれば+メッセージが使える端末で電話番号が分かればメッセージを送れるようになります。
身内のらくらくホンユーザーにも+メッセージが送れたりするのでアンドロイドでは標準で+メッセージが使えるようになっている機種も増えているのかもしれません。
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