格安プランの提供で根強い人気を誇るイオンモバイルですが、2022年7月1日からキャンペーンを行っており、最大で10,000WAONポイントをプレゼントと大盤振る舞いな内容になっています。
ところで、イオンは元々回線事業で身を立てた企業ではなく、ご存じの通りスーパーマーケットで有名な大手流通グループです。
そしてイオングループで使うとお得なイオンカードや、WAONポイントサービスの運営など、多角的なサービスを提供しており、言うなれば「イオン経済圏」を形成しています。
そこで、今回はイオンモバイルのキャンペーンと、このイオン経済圏について考えてみたいと思います。
イオンモバイルの納得!夏得!キャンペーン2022
まず、キャンペーン内容について紹介します。開催期間は2022年7月1日〜2022年8月31日で、以下の3つの条件を満たすとそれぞれWAONポイントがプレゼントされます。
1, イオンモバイルに乗り換え(MNP)+月額料金支払いをイオンカードに設定(2,000WAONポイント)
2, イオンモバイルに乗り換え(MNP)(2,000WAONポイント)
3, イオンモバイルに乗り換え(MNP)+指定スマホ購入(6,000WAONポイント)
条件が被っているものがありますが、1番目は常設で無期限開催のイオンカードキャンペーンによる特典で、2・3番目の夏のキャンペーンと重複して特典を受けることができます。
3番目の指定スマホですが、Androidスマホが2機種のみで特別安いわけでもないため、スマホをお持ちの方ならばMNP+イオンカードで4,000ポイントが実質的なキャンペーン内容となるでしょうか。
イオンモバイルはイオンカード払いがお得?
今回のキャンペーン条件の一つにイオンカードでの月額料金支払いがあります。
同じイオングループのイオンカードですが、通常還元率が0.5%(200円につき1ポイント)のところ、イオンモバイルの支払い分については還元率が1%(200円につき2ポイント)と2倍になります。
ちなみに、イオンスーパーでの買い物も同様に還元率1%です。
現在、支払先を問わず還元率1%のカードもある中で、イオンモバイルの支払いにイオンカードを使うと特別にお得というほどではありませんが、悪くはないでしょう。
その他のイオンカード払いならではのメリットとして、イオンカードを期限更新したときイオンモバイル側も自動更新してくれる(他のクレジットカードは手動で更新が必要)、スマホ購入時に無金利で24回払いに対応などもあります。
イオンモバイルとイオン経済圏
イオンと同じように多角的なサービスを提供する大企業に楽天があります。
楽天は楽天モバイルを含め、同社のサービスを利用すればするほど独自のポイントである楽天ポイントのメリットが高まっていくことから、楽天内で閉じたエコシステムが「楽天経済圏」などと呼ばれています。
同じようにイオンもWAONポイント事業を提供し、クレジットカード・スーパー・モバイル回線など同規模のサービスを提供しているため、WAONポイントを中心に据えた「イオン経済圏」と呼んでも差し支えないでしょう。
イオンの方が実店舗でのサービスに寄っているため、イオン経済圏のほうが親しみ深いと感じる方も多いと思います。
前述の通りイオンモバイルでイオンカード払いにすると1%のWAONポイントが付き、また毎月20日・30日のお客様感謝デーではイオングループでイオンカードを使うと5%引きになるなど、イオン経済圏のメリットは少なくありません。
この5%引きはイオンモバイルで端末購入する際にも適用され、高額な端末を購入する場合は大きな値引きとなります。
前項ではイオンモバイルにおけるイオンカード払いはまあまあお得程度に評価しましたが、イオンモバイルを含めイオングループのサービスで固めることは、それなりに大きなメリットがあると言えるでしょう。
「イオンをよく使うからスマホもイオンモバイル」もアリ!
スマホや格安SIMがコモディティ化し、どの回線も必要十分な品質を提供できている今だからこそ、普段使っているサービスのグループ企業という視点で格安SIMを選ぶのもアリだと思います。
実際にイオンスーパーをよく利用し、イオンカードも持っている方にとって、イオンモバイルを選ぶメリットは少なくありません。
またイオンモバイル自体が廉価プランに重きを置いているため、できるだけ維持費を安くしたい方やライトユーザーの方と相性がいいことも客層と一致します。
イオンスーパーでは店頭でイオンモバイルの宣伝やサポートなども行っていると思いますが、そこでイオンモバイルが気になっている、親しみやすく感じるという方は、イオンモバイルを選んでみるのもいいでしょう。
やたらと容量を刻んだ大量のプラン設定があり、どんなニーズにも応えられます。また60歳以上限定のプランやキャンペーンも多くあり、シニア世代の格安SIMとしてもおすすめできます。
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