この記事ではIIJmioのセールスポイントを紹介していきます。
IIJmioの特徴はなんといっても老舗ゆえの安心感でしょう。
サービスを提供しているIIJ社とはインターネット・イニシアティブ・ジャパンの略号で、1992年に株式会社アスキー出身者によって創立されています。
今年で創業25年目であり、インターネットのサービスを扱う会社として豊富なノウハウを持っている、回線が安定している事が自慢です。
どうして安心感抜群なの?
回線の大部分を自社運営している
キャリアから回線を借りているだけの格安SIM(これをライトMVNOといいます)とは違い、IIJmioは回線を自前で運用しています。
ではどの部分をキャリアに頼っているかというと、お金のかかりすぎる無線基地局の利用ぐらいです(このような運営形態の格安SIMを「フルMVNO」といいます)。
この自社回線もインターネット黎明期から整備してきたもので、多数の法人が採用してきた実績のあるものですので、信頼性は既存顧客からのお墨付きだといえましょう。
創業は1992年で、ルーターを自前開発する技術もある
IIJ社は1992年の創業後すぐインターネット接続サービスを始めています。
この当時はまだインターネットという言葉すら一般的ではなかった時代ですので、先見の明に長けていたといえましょう。
スマートフォンが台頭するまで(というより現在も、ですが)主として企業法人向けに営業を行っており、骨太なインターネット基幹回線網を持ち、自前でルーターも開発しています。
格安SIMとしては2012年から
格安SIMとしてのIIJmioは2012年からスタートしており、iPhone5の登場と共にスマートフォンが世の中へ爆発的に広がったのと時を同じくしています。
創立当初からドコモ回線を使っており、音声SIM「みおふぉん」の名称が有名となっていきました。
現在までにサービス内容は多くの変遷をたどっていますが、格安SIMとしてはキャリア回線に迫る安定性が得られる点は常に変わらず、古参ユーザーからも支持を集めています。
ビックカメラ実店舗に窓口があり即日開通可
IIJmioは全国のビックカメラ・コジマ・ソフマップの実店舗に窓口を持っています(一部取り扱いのない店舗もあります)。
通常、格安SIMはコストを削減するために実店舗窓口は持たない所が大半ですが、IIJmioは規模を持った企業のため、窓口を持つ余裕があります。
このため物理SIMカードでの契約であっても、店舗を利用すれば即日開通する事ができるのがIIJmioの大きな利点のひとつとなっています。
ただしあくまで窓口であり、できる事は主に契約です。
修理受付や電池交換等のフルサポートを受けられる訳ではない、という事は留意しておく必要があります。
低速時も最初の数秒間だけ高速通信できる
IIJmioの低速通信は「読み込む時の数秒間だけ高速通信をする」事によって、低速時でもSNS等が使用しやすいように配慮されています。
この仕組のおかげで、TwitterやLINEの読み込みが低速時でもストレスのかからりにくい仕様となっており他の格安SIMとの明確な差異ともなっています。
この技術をバースト転送といいます。
バースト転送を提供している格安SIMはIIJmioの他には数社しかなく、その内のいくつかはIIJ社がサービス提供をしています。その大元という意味でも、IIJmioは信頼性が高いといえるでしょう。
IIJmioがオススメの人
「SIMを変えたくない人」が選ぶと幸せになれる
IIJmioの利点はとにかく高い安定性と信頼性につきますので、頻繁にSIMを乗り換えたくないと考えている人にこそ、まずオススメできる格安SIMです。
プランの変更等は定期的に実施されますが、一気に使用感が変わってしまうような変革が起きにくいのがIIJmioです。
俯瞰して見てみると安定性が高い代わりに、突出したお得さを打ち出した部分もないため、大量のポイント還元だとか、実質無料で携帯端末が入手できるといった機会に恵まれる事は、ほとんどありません。
乗り換え続けるポリシーの人には向かない
IIJmioの安定性は高い魅力ですが、逆を言えば極端なキャンペーンを張らないという事でもあります。そのため、乗り換え続ける人よりも、ひとつのSIMを末永く愛用したいと考える人に特に向いているのがIIJmioという訳です。
結論:格安SIMで迷ったならまずIIJmioを選んでみよう
IIJmioの高い安定性は「選んで失敗した」とい思わされてしまう可能性を、限りなく薄くしてくれます。
そのため「キャリアから移行を考えているけれども、どの格安SIMを選べば良いのかよくわからない⋯⋯」と悩んでいる人は、まずこのIIJmioを契約してみると良いでしょう。
逆にいうと、IIJmio以上の安定性を誇る格安SIMは存在していないので、安定性の面で満足できない場合は迷うことなくキャリアに戻る(ないしはahamo等キャリアのサブブランド)選択肢を取る事ができます。
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