格安SIMの中ではいち早くeSIMサービスを提供したIIJmioですが、この度eSIMサービスにさらなるアップデートが加えられました。
音声eSIMの回線種別がドコモ回線にも対応し、au・ドコモから選べるようになったのです。
音声eSIM回線はauのみという格安SIMが多い中、魅力的な料金プランを提供するIIJmioがドコモeSIMを提供開始したことは大きな意味を持つかもしれません。
また、合わせて音声SIMのキャンペーンも実施していますので、そちらも合わせて紹介します。
音声eSIMがドコモ回線に対応!全SIMでドコモ選択可に
IIJmioはドコモ・auの2キャリアに対応した格安SIMですが、現行のギガプランではSIM種別によってどちらかの回線しか選べない場合があります。
物理SIMの場合でもデータ専用SIMの場合はドコモ回線しか選べないなどです。
そしてeSIMも同じく、これまでは音声eSIMはau回線のみ、データeSIMはドコモ回線のみでした。
通常メインSIMには音声SIMを選びますから、実質的にメインeSIMはau回線しか選択肢がないという状況でしたが、この度ドコモ回線も選べるようになり、選択の幅が広がりました。
SIM種別と回線の対応状況については以下の表をご覧ください。
SIM種別 | ドコモ回線 | au回線 |
---|---|---|
音声SIM | ◯ | ◯ |
SMSSIM | ◯ | ◯ |
データSIM | ◯ | ✕ |
音声eSIM | ◯ | ◯ |
データeSIM | ◯ | ✕ |
今回のアップデートにより全SIM種別でドコモ回線を選ぶことができるようになりました。
逆にデータSIMでは物理SIM・eSIMともにau回線を選べないため、IIJmioでメインの音声eSIM・バックアップのデータeSIMと2回線を選ぼうとすると、メインにau回線・バックアップにドコモ回線を選ぶ他ない点は変わっていません。
IIJmioのデータeSIMは格安SIM全体で見ても非常にコスパが高い(2ギガ440円〜)ためサブeSIMにIIJmioを選びたいことも多く、次はデータeSIMのau回線追加に期待したいところです。
音声eSIMのドコモ回線対応のメリットは?
では、音声eSIMにドコモ回線を選べるようになって、具体的にどのようなメリットがあるでしょうか?
1, メインSIMをeSIMにしたい人の選択肢が広がる
先ほど述べた通り、メインSIMはよほどの理由がない限り電話を受けることができる音声SIMを選択することになると思います。
なのでデュアルSIM運用の回線の組み合わせなどは一切関係なく、単純にメインeSIMを契約するときに2回線から選べるようになったことは間違いなくメリットと言えるでしょう。
最近では格安SIMにおけるau回線の優位性をよく耳にすることもありau回線を選ぶ方も増えましたが、やはりキャリア内でも最多シェアのドコモ回線を乗り継いできたという方は多いものです。
メインeSIMにドコモ回線が選べるようになったことで、安心してeSIMに移行できるという方も少なからずいることと思われます。
2, 他社au回線とデュアルSIM運用しやすくなる
格安SIM全般においてeSIM提供はドコモよりauが先行しており、現在でもeSIMはau回線のみ提供という格安SIMが多いです。
そのためau回線のeSIMは選択肢が多く、逆にドコモ回線のeSIMはauほど多くありません。
またほぼ0円運用できるauのサブブランドであるpovoの存在もあり、サブにpovoのSIMを据えているという方もやはり多いでしょう。
よって1と被りますが、他社とのデュアルSIM運用を考えたときIIJmioでドコモ回線のeSIMが選べるとサブ側の選択肢が広がり、大きなメリットとなります。
月額料金割引・データ増量キャンペーン実施中!
音声eSIMのドコモ対応を記念してかどうかはわかりませんが、音声SIMの月額料金割引+データ増量キャンペーンが実施されています。
eSIMだけでなく物理SIMも対象で、最大3ヶ月間の間データ容量と月額料金が以下のようになります。
2ギガプラン | 5ギガプラン | 10ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン | |
---|---|---|---|---|---|
データ容量 | 2→2.4GB | 5→6GB | 10→12GB | 15→18GB | 20→24GB |
月額料金 | 850→550円 | 990→690円 | 1,500→1,200円 | 1,800→1,500円 | 2,000→1,700円 |
この「GoGoキャンペーン」は公式で「条件なし!誰でも」と謳うように、音声SIMの新規契約もしくはIIJmioの旧プランからの契約変更であれば全員が対象になります。
非常にお得な内容となっており、特に元々コスパの高かった5ギガプランがとんでもないコスパになっていますね。
ドコモ回線eSIMを待っていたという方はもちろん、ちょっとデータ容量が不足がちだという方のスポット的な追加契約やお試し契約にもこれ以上ないタイミングと言えるでしょう。
キャンペーンは11月30日までと長めに開催されていますので、ぜひこの期間内によりお得なギガプランをお試しください。
着実に進化するIIJmio!
格安SIMのリーダー的存在であり先進的なサービスを提供するIIJmio、今回のアップデートでは音声eSIMのドコモ回線対応でさらに隙のない構成へと進化しました。
物理SIMからeSIMへの過渡期である現在において、eSIMの回線が選べることはその格安SIMを選ぶ大きな要因になり得ます。
データeSIMのau回線対応など、今後のIIJmioのさらなる進化にも期待しましょう。
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