オフィスに欠かすことのできないインターネット環境。インターネット環境の維持には当然ながらコストがかかります。
法人固定回線のコストは初期費用から月額料金まで何かと負担が重く、頭痛のタネになりがちではないでしょうか。
一方、最近ではモバイル回線の進化が著しく、5G等の技術的進歩や格安SIMによる競争激化によって低価格化と高品質化が急激に進んでいます。
その中でも固定回線の代替に最も向く「楽天モバイル」について、法人固定回線のコスト節約の観点から検討してみましょう。
法人固定回線の負担が重い理由
まず、既存の法人固定回線の負担が重い理由について一つずつ考えてみましょう。
月額料金が高い
光回線の一番のデメリットはやはり月額料金が高い点でしょう。回線品質が高いことの裏返しではありますが、固定費が高いことは決して良いことではありません。
光回線の法人契約も月額料金は基本的に個人契約と変わらず、基本的には4000〜5,000円程度といったところです。
また、フレッツ光ならば別途プロバイダーとの契約が必要となり、その料金も上乗せされますし、光ルーターも一般的には回線事業者から有料で借りますので、機器レンタル料まで加わってきます。
このように、光回線の宣伝で語られる回線利用料が毎月のトータルコストだと考えていると、想像よりかなり高額の請求にびっくりすることになります。
導入時の初期費用が高い
月額使用料ばかりに目が行きがちですが、光回線の工事費用も決して軽いものではありません。
工事費用は回線事業者や敷設する場所・環境によって大きく異なりますが、それでも数万円はかかるものと考えておかなければなりません。
特に建物の構造上光ファイバーの引き込みに支障があったりすると工事費用が大幅に増加する場合もあり、想定以上に初期コストが膨らんでしまったという話は枚挙に暇がありません。
その他も事務手数料など一般的な回線開設にかかる費用が乗ってきますので、光回線の初期費用もまた想像以上に高く付くことが多いのです。
光回線を引いた場所でしか使えない
光回線は実際に光ファイバーケーブルを敷設した場所でしか使えないため、オフィス移転などがあれば工事し直しになるのはもちろん、しばらくオフィス外でインターネットを使いたいという場合も使えません。
そのためオフィス外でもインターネットを使いたいならば、別途モバイル回線を契約しなければなりません。
スポット的なイベントで通信容量もあまり必要ないというならばともかく、定期的に外に本格的なインターネット環境が必要になる場合は、結局大容量・無制限のモバイル回線を追加で契約する必要に迫られます。
固定回線と大容量モバイル回線の料金が重なり、なおさら負担が重くのしかかってしまうでしょう。
法人固定回線の節約に楽天モバイルが役立つ理由
では、上記の課題が楽天モバイルではどのように解決できるでしょうか。
データ無制限で月額3,278円
固定回線代わりにモバイル回線を用いる場合、絶対に外すことができない条件があります。それは、データ容量が無制限であることです。
オフィスの規模などにもよりますが、1回線を複数のパソコン・タブレット等で共有する場合は通信容量の管理がし辛いため、100GB等の大容量でも安心できず無制限を選ぶべきです。
また、データ無制限を謳っていても「直近3日で○○GB以上使用すると速度制限」のような実質的な容量制限がある回線は、やはり固定回線のリプレースには向きません。
この点、楽天モバイルはデータ無制限で実質的な容量制限もありません。
この条件を満たすモバイル回線は料金の多寡に関わらず楽天以外にほぼ無く、それだけでも法人固定回線の代替に耐えうるモバイル回線は他にはありません。
さらにその上、月額料金も3,278円に抑えられているという点が楽天モバイルの凄い点です。
個人回線では月に100GB以上使うユーザーが楽天押ししているのをSNS等でも見かけますがこれは法人回線にも当てはまると言うことでもあります。
初期費用は事務手数料のみ(それを無料にする裏技も!?)
楽天モバイル回線はモバイルルーター等にSIMカードを入れればそれだけで回線の開通が完了します。
そのため工事などを行うための多額の初期費用がかかることはなく、初期費用としてかかるのは事務手数料くらいです。
あえて言えばモバイルルーター類が無くて必要な場合は購入する必要がありますが、楽天モバイルではオリジナルの安価なモバイルルーターの取り扱いもあるため、全て含めても初期費用を安く抑えることが可能になっています。
ネット申込で気軽に申し込める楽天の法人回線ですが、代理店経由では「相対契約」という契約条件を話し合って決める方式があります。代理店経由の相対契約だと契約事務手数料を無料化できる場合もありさらにお得です。
インターネット環境を持ち運べる
楽天モバイル回線は文字通りモバイル回線のため、必要に応じてインターネット環境を外に持ち出すことができます。
オフィスの固定回線として使うときは据え置き型のSIMフリーホームルーターにSIMを挿しスイッチ・ハブや無線LANルーターを接続して快適なインターネット環境を構築、外で使いたいときはモバイルルーターにSIMカードを挿し替えてインスタントなインターネット環境を構築、といった柔軟な運用が可能です。
楽天モバイルは法人固定回線代わりになる?
以上のように、法人固定回線を楽天モバイルにリプレースすると固定費が節約になることは間違いありませんが、そのために業務効率が低下してしまったりしては本末転倒です。
実際に楽天モバイルは法人利用の固定回線代わりになるのでしょうか?
結論から言えば、ほとんどの場合は楽天モバイルにリプレースしても問題なく運用できるでしょう。
楽天モバイル回線は電波状況が良い場所ならば、5G接続で200〜400Mbps、4G接続でも4〜50Mbps程度は実測で出ます。
レイテンシー(通信遅延)も固定回線と比べて極端に悪化することなく、電波さえしっかり掴めれば必要十分な回線品質を確保できます。
複数端末で共有することを考慮しても、事務処理メインならば問題ない性能と言っていいでしょう。
また、楽天モバイルは他キャリアと比べて屋内の電波の弱さが取り沙汰されることがありますが、固定回線の代替用途ならば問題になりません。
固定回線代わりの場合、オフィスの窓際など最も電波強度の強い位置にモバイルルーター等を据えて、最良の環境で待ち受ければいいわけですので、他キャリアに少し及ばない屋内の電波状況なども気にならないでしょう。
そういう意味では、固定回線の代替という使い方は楽天モバイルの長所をもっとも発揮できる使い方の一つなのです。
法人固定回線の節約にぜひ楽天モバイルを
インターネット回線は業務遂行に決して欠かすことができませんが、毎月かかる固定費として大きな負担になりますので、費用度外視で最高のものをというわけにはいきません。
業務に支障をきたさない範囲でバランスを取りコストを最適化する必要があります。
そこでコストと回線品質のバランスを考慮したときに、最良の選択肢となるのが楽天モバイルというわけです。
モバイル回線が固定回線の代替に耐えうるのか半信半疑な方、楽天モバイル回線の品質を訝しむ方もいるでしょう。
ですが前述の通り、法人固定回線の代替は楽天モバイルが最も輝く用途の一つであり、固定回線から楽天モバイルに切り替える法人の数も増えてきています。
初期コストが低く抑えられるため試験的な導入も簡単ですから、仮運用を経てから本格的にリプレースということも可能です。
固定費を削減し節約に役立つ楽天モバイル、ぜひオフィスのお供に試していただければと思います。
さらに代理店経由の相対契約なら定価の3,278円からさらに割り引ける可能性もあります。
これは決して個人契約ではできない、法人契約ならではの契約方法です。
まずは見積もりを取ってみましょう
Simレビ運営会社も楽天モバイルの代理店となっています。
ネット契約より料金面で有利な相対契約の見積もりを作成する事が可能です。
ぜひお気軽にご利用ください。
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